「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」の設立について

プレスリリース 2009年5月25日


「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」の
設立について

 ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜久川 政樹)は、東北大学 他6社と「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」を設立しました。本コンソーシアムは、モバイル環境において高画質映像を中心とした生体情報を簡便に伝送できるシステムを開発し、これを訪問診療・集団検診・救急現場・災害時などでユビキタスに使用できるようにすることを主たる目的としております。ウィルコムは、低電磁波で医療機器に影響が少ないというPHSの優位性を活かし、患者宅から医師への高画質映像や音声、生体情報の送信などにおいて、共同開発に取り組んでおります。
 ウィルコムでは、遠隔医療や予防医療などへのモバイル活用など積極的に推進しており、現在、全国4,000以上の医療・介護機関での通信手段として、PHSが広く活用されています。今後も、医療機関が抱える諸問題(医師不足、通信セキュリティの確保など)の解決、地域の開業医との連携、医療情報システムとの連携などを実現すべく、通信インフラ、ワイヤレス・モバイルデバイスの提供に留まらず、医療機関向けのトータルソリューションを積極的に提案してまいります。

今回、本コンソーシアムで開発中である医療ソリューション「電子診療鞄」の概要は次の通りです。
(1) 「電子診療鞄」は、PHSや携帯電話によるモバイル環境において、高画質映像や音声ばかりでなく心電図・血圧などの生体情報を遠隔地にいる医師に伝送する機能を有します。
(2) 個人認証機能と暗号化通信方式により、セキュアな通信が確保されます。
(3) 患者から医師への高画質映像通信により、対面診療に近い環境を実現します。
(4) インターネット環境が完備していない一般家庭や救急車などの移動体での利用も可能であり、訪問診療・集団検診・救急現場・災害時などでユビキタスに使用できる可能性があります。
(5) 生体データを計測する端末装置を自由に組み合わせることができるため、疾患の種類に応じた在宅医療や一般人の健康管理など、使用目的に合わせた柔軟な運用が可能となります。
(6) パソコンを中心に構成していることにより,生体データから診療記録までを電子データとして管理できるため、将来的にはレセプトのオンライン処理や電子カルテとの連携が可能となります。
【参考】
■ 「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」について
モバイル環境において高画質映像を中心とした生体情報を簡便に伝送できるシステムを開発し、これを訪問診療・集団検診・救急現場・災害時などでユビキタスに使用できるようにすることを主たる目的としたコンソーシアムです。コンソーシアムの構成メンバーは東北大学、ソニー株式会社、フクダ電子株式会社、オムロンヘルスケア株式会社、本多電子株式会社、ウィルコム、ネットワンシステムズ株式会社、株式会社スリーリンクスです。
以 上