データローミングとは?渡航先でモバイルデータ通信ができるプランも紹介!
2023年10月3日の新プラン(シンプル2)提供開始に伴い一部のプラン・サービスが開始・変更・終了いたします。

海外でもいつものようにスマホやタブレットでデータ通信をおこないたい方も多いのではないでしょうか。日本のスマホを利用して渡航先でデータ通信する場合、料金プランによってはデータ通信料が高額になる場合があるため注意が必要です。
本記事では、データローミングの意味やメリット、注意点などを解説します。海外でのデータローミングの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
データローミングとは?
データローミングとは、国内で利用している端末を海外に持って行った際に、現地の携帯電話会社の電波を利用してモバイルデータ通信をおこなえるサービスのことです。
端末の設定でデータローミングをオンにしていると、海外でもインターネットに接続できます。しかし、海外での利用は、端末で利用できる周波数が合致していることが前提となるため、自分が利用する端末が海外で利用できるか、渡航前に確認をおこないましょう。
また、データローミングには通常の料金プランではなく、国内とは異なる通信料が適用となり、莫大な利用料金を請求されるケースがあるため注意が必要です。
データローミングをオフにすると渡航先でモバイルデータ通信ができなくなる
スマホやタブレットのデータローミングをオフにすると、海外でのモバイルデータ通信は無効になります。その場合は、Wi-Fi接続をおこなっているときにしかデータ通信をおこなえません。
データローミングをオフにして海外で常時インターネット接続をおこないたい場合は、現地で提供されているフリーWi-FiなどのWi-Fiスポットを利用するか、海外渡航向けのモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスを利用します。
データローミング用の料金プランのメリットは?
データローミング用の料金プランは、海外でもおトクに利用できる携帯電話会社の料金プランです。
渡航先でも定額で利用できるため料金が抑えられる
海外渡航用の料金プランには「○MBで×円」など、一定のデータ容量を定額で利用できるものがあります。
また、プランによってはパケット通信し放題のものもあるため、思う存分にデータ通信をおこないたい方も余裕を持って利用できるのではないでしょうか。
別途モバイルWi-Fiルーターをレンタルしなくて済む
海外渡航用の料金プランを利用することで、スマホやタブレット単体でデータ通信や音声通話ができ、別途Wi-Fiルーターをレンタルする必要もありません。
たとえば、ワイモバイルやソフトバンクの「国際ローミング(世界対応ケータイ)」は、渡航前に申し込みや設定をおこなうことも、現地で届くSMS(ショートメッセージサービス) から申し込むことも可能です。
渡航先での緊急時も日本の携帯電話会社に問い合わせできる
渡航先で万が一スマホの盗難や紛失にみまわれ、第三者により利用料金が発生した場合も、請求先は契約者本人になってしまいます。もしも盗難にあったり、紛失したりした場合は速やかに携帯電話会社に連絡をおこないましょう。
たとえば、ワイモバイルではスマホの盗難や紛失の際、滞在国や地域から「ワイモバイル カスタマーセンター」へ問い合わせすることで、ただちに利用を停止できます。
「ワイモバイル カスタマーセンター」 は、+81-44-382-0800(有料)、午前10時から午後19時まで年中無休で日本のスタッフが対応します。
データローミング利用時の注意点

海外でデータローミングをオンにする際の注意点は以下のようなものがあります。
- 海外で利用すると料金が割高になる場合がある
- 携帯電話会社が渡航先でローミングサービスを提供しているか事前に確認しておく
- 利用しない場合は出国前にローミング機能をオフにしておく
海外で利用すると料金が割高になる場合がある
海外では、海外渡航用の料金プランに加入せずに端末のデータローミングをオンにしてすると、データ通信の請求が高額になる傾向があります。
データ通信をおこなっているつもりがなくても、アプリケーションが自動的に更新をおこない、データ通信料が高額になる場合もあるため、注意が必要です。
携帯電話会社が渡航先でローミングサービスを提供しているか事前に確認しておく
現在契約している携帯電話会社が、渡航先でローミングサービスを提供しているかどうかを必ず事前に確認しましょう。
渡航先がローミングサービス対象でない場合は利用できず、海外旅行用のモバイルWi-Fiルーターや現地のWi-Fiスポットを利用する必要があります。
利用しない場合は出国前にデータローミング機能をオフにしておく
海外渡航用の料金プランに加入しない場合や、海外渡航向けのモバイルWi-Fiルーターを利用する場合、端末のデータローミングをオフに設定することで、契約中の携帯電話会社のモバイルデータ通信量を消費せずに済みます。
iPhoneでデータローミングをオフに設定する手順は、次の通りです。
- ホーム画面から「設定」Appをタップする
- 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップする
- 「モバイルデータ通信」をオンにして、「通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」をオフにして完了
携帯電話会社が提供する海外用の料金プランを検討しよう
スマホやタブレットでローミングサービスを利用する場合は、携帯電話会社の海外用
の料金プランを検討しましょう。
思わぬ高額請求を避けられ、あんしんしてデータ通信や音声通話をおこなえます。
ワイモバイルの料金プランをチェックしよう!
ワイモバイルの国内向けプランとしては、自分でデータ容量が選べる3つのプランを提供中です。割引適用時990円から利用できる*1お得な料金プランとなっています。
次の表は、ワイモバイルの料金プランをまとめたものです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額基本料 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
おうち割 光セット(A)*1適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ通信容量超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 |
※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 記載は規格上の最大通信速度であり、通信環境・状況により変動します。
*1 SoftBank 光/SoftBank Airの契約要。【加入例】SoftBank 光 ファミリーの場合、月額基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。詳しくはこちら)。通話料・端末代別途要 家族割引サービスとおうち割光セット(A)は併用不可。
〇通話従量制のサービスです。国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3円~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。◯当月ご利用のデータ通信量が規定容量(3GB/15GB/25GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbps)を行います。通常速度に戻す場合は、0.5GBごとに550円の追加料金が必要です。通常速度に戻すお申し込みは、お客さまご自身でMy Y!mobile等からお申し込みが必要です。〇契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。〇価格は税込です。
ワイモバイルでは、海外渡航者向けに「国際ローミング(世界対応ケータイ)」サービスを提供中です。料金プランとしては、使い方に合わせて選択できる「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」の2種類の料金プランがあります。
渡航先での使用頻度が高いなら「海外あんしん定額」
「海外あんしん定額」は、あらかじめ決めたデータ通信量まで定額で利用できる料金プランです。データ通信量を超過すると、終了時間までは送受信時最大速度128Kbpsに制限されますが、低速になるだけで追加料金は一切発生しません。
定額国L | タイ、台湾、中国、韓国、香港、モルディブ、 ドイツ、フランス、イタリア、グアム、オーストラリア、 カナダ、メキシコ、ブラジルなど |
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データ通信料 /定額料金 |
24時間プラン | 1GB → 3GBに増量中*2 | 980円 |
72時間プラン | 3GB → 9GBに増量中*2 | 2,940円 |
*2 2022年7月13日~2023年7月12日ご利用開始分まで(日本時間)、24時間プラン利用は通常1GB→3GBに72時間プランは通常3GB→9GBに増量中。サービス内容は変更となる場合があります。
定額国S | バハマ、パレスチナ、ジンバブエ、イラン、 ミクロネシア、ジブチ、アンドラ、レバノン、 ベリーズ、ニューカレドニア、パラオなど |
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データ通信料 /定額料金 |
1MB | 1,980円 |
5MB | 9,800円 | |
10MB | 19,600円 |
飛行機・船での利用 設備搭載機のみで利用できます。 |
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データ通信料 /ご利用時間 /定額料金 |
50MB | 1時間 | 980円 |
100MB | 5時間 | 1,960円 | |
150MB | 15時間 | 2,940円 |
※ 記載の料金に消費税はかかりません。
※ 対象プランで世界対応ケータイ、海外あんしん定額にお申込が必要。
【対象プラン】「シンプルS、M、L」、「ケータイベーシックプランSS」、「シェアプラン」、「スマホプランS、M、R、L(タイプ1)」、「スマホベーシックプランS、M、R、L(タイプ1)」、「ケータイプランSS」、「データプランS、L」、「4G-Sプラン」、「4G-Sベーシックプラン」、「データベーシックプランS、L」、「データSIMプラン」、「タブレットプランS、M、L」、「Pocket WiFi プラン2」に加入していること。
ワイモバイルの「国際ローミング(世界対応ケータイ)」についてはこちら。
渡航先での使用頻度が低いなら「海外パケットし放題」
渡航先でのデータ通信の使用頻度がそこまで高くない方には、容量の少ない「海外パケットし放題」がおすすめです。
対象となる端末は、スマホやタブレット、4Gケータイ、ポケットWi-Fiなどのモバイルデータ通信端末です。また、3Gサービスが終了する2024年1月下旬までは、3G対応ケータイも対象です。
海外パケットし放題 | ||
ご利用バイト数(最大) | 適用前 | 適用後 |
25MBまで*3 | 0円 ~ 51,199円 | 0円 ~ 1,980円/日 |
25MB以上*4 | 51,200〜 | 2,980円/日 |
※ 記載の料金に消費税はかかりません。
※ 日本時間0時から23時59分59秒までを1日とします。
※ 音声通話、SMSは「海外パケットし放題」の適用対象外です。
*3 3Gケータイでデータ通信(3G)をご利用の場合:386KB
5G/4G(LTE)対応機種でデータ通信(5G/4G(LTE))をご利用の場合:495KB
*4 3Gケータイでデータ通信(3G)をご利用の場合:10MB
5G/4G(LTE)対応機種でデータ通信(5G/4G(LTE))をご利用の場合:12.5MB
※ 申込要。My Y!mobileからお申し込みください。
ご契約状況によってお申し込みいただけない場合があります。詳しくはこちら
ワイモバイルの「国際ローミング(世界対応ケータイ)」についてはこちら
ワイモバイルの料金プラン(国内)についてはこちら
まとめ
海外で日本のスマホやタブレットでデータ通信をおこなう場合は、通常従量制課金となり、高額になる傾向にあります。渡航予定がある方は、携帯電話会社のローミングサービスを確認しておきましょう。
ワイモバイルの「海外あんしん定額」や「海外パケットし放題」は、申し込むことで、海外でも定額によるデータ通信をおこなえます。ぜひこの機会に検討してみてください。