画面ミラーリングとは?メリット・デメリットや有線・無線でのやり方をわかりやすく解説
2023年10月3日の新プラン(シンプル2)提供開始に伴い一部のプラン・サービスが開始・変更・終了いたします。

スマホの画面では文字や写真が小さいと感じる、あるいは動画やアプリを大画面で楽しみたい方は、画面ミラーリングを活用してみましょう。画面ミラーリングとは、スマホの画面をテレビやモニターに表示する機能です。
ただし、画面ミラーリングはスマホの種類や有線・無線でやり方や必要なものが異なるため注意しましょう。本記事は、画面ミラーリングをおこなう方法やメリットなどを分かりやすく解説します。
目次
画面ミラーリングとは?

画面ミラーリングとは、スマホやタブレットで表示している画面を別のテレビやモニターに映し出す機能のことです。アプリの起動や写真の表示などの操作はスマホを使用しますが、スマホよりも大きい画面でスポーツ中継や動画を楽しむことが可能です。
スマホの画面が小さくて文字や写真が見づらいときに、画面ミラーリングでスマホよりも大きな画面に表示する使い方もできます。
画面ミラーリングには2種類の方法がある
スマホの画面を別のテレビやモニターに映す方法は、「有線」と「無線」の2種類があります。
有線による画面ミラーリングは、専用ケーブルや変換アダプターを使用してスマホの画面をモニターに映す方法です。無線による画面ミラーリングは、スマホのWi-Fiとセットトップボックス(AmazonのFire TV Stick、AppleのApple TV、GoogleのChromecastなど)と呼ばれる専用の機器を使用してスマホの画面をモニターに映します。
有線と無線では、メリット・デメリットや必要なものが異なるため把握しておきましょう。
画面ミラーリングを有線でおこなうときのメリット・デメリット
画面ミラーリングを有線でおこなうときのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | ・無線に比べて接続が安定する ・設定が簡単 ・スマホのバッテリーの消耗が少ない ・変換アダプターによっては給電できる |
デメリット | ・専用ケーブルや変換アダプターが必要 ・ケーブルの長さによってはスマホが手元に置けない |
画面ミラーリングを有線でおこなうときの最大のメリットは、無線に比べて接続が安定し、設定が簡単なことです。スマホとテレビを直接つなげるため、ほかの家電製品の電波などで通信が不安定にならず、無線でつなぐ場合よりも簡単に設定できます。
また、有線による画面ミラーリングでは、テレビとスマホ間のWi-Fi通信が必要ないため、無線でつなぐ場合よりもスマホのバッテリー消耗を抑えられます。変換アダプターによっては画面ミラーリングをおこないながらスマホを充電することも可能です。
画面ミラーリングを有線でおこなうときのデメリットは、モニターのHDMI端子につなげる専用ケーブルや、HDMI端子に変換する変換アダプターが必要な点です。なお、ケーブルや変換アダプターの長さが短いと、スマホを手元に置いての操作がしづらい場合があります。
画面ミラーリングを無線でおこなうときのメリット・デメリット
画面ミラーリングを無線でおこなう際のメリット・デメリットは、以下の通りです。
メリット | ・専用ケーブルや変換アダプターが必要ない ・画面ミラーリング中でも充電可能 |
デメリット | ・接続が不安定になる場合がある ・セットトップボックスが必要 ・有線に比べると設定が複雑 |
画面ミラーリングを無線でおこなうときの最大のメリットは、専用ケーブルや変換アダプターを必要としないことです。ケーブルの長さに影響を受けず、接続端子を塞がないので、充電しながら画面ミラーリングをおこなうことが可能です。
無線による画面ミラーリングは、電波干渉などにより接続が不安定になるデメリットがあります。たとえば、ほかの家電製品から発生する電波などに影響を受けたり、障害物があったりすると接続が不安定になり、動画やゲームアプリをモニターに映しているときに、映像が途切れてしまう可能性があります。
ほかにも、スマホとテレビの通信状態が悪いと、タイムラグ(動作や操作に時間差が生まれること)が発生しやすいです。
また、画面ミラーリングを無線でおこなうときは、Fire TV Stick、Apple TV、Chromecastなどのミラーリング機能が搭載されてい機材(セットトップボックス)が必要です。
Fire TV Stick、Apple TV、Chromecastをはじめ一部のセットトップボックスには、インターネット接続機能や動画配信サービスの受信機能、スマホとのミラーリング機能などが備えられている場合があります。
スマホとテレビやモニターを無線接続する場合は、無線LAN子機機能を搭載したセットトップボックスを購入して設定する必要があるため、有線に比べて費用がかかり、設定が複雑になるなどのデメリットが発生します。
有線で画面ミラーリングをおこなう方法
スマホの画面を有線でテレビやモニターに表示するには、専用のケーブルや変換アダプターが必要です。ただし、スマホの種類によって必要なケーブルの種類や変換アダプターの有無は異なるため注意してください。
有線で画面ミラーリングをおこなう方法をiPhoneとAndroidに分けて順番に解説します。
iPhoneの場合
有線でiPhoneの画面ミラーリングをおこなう場合は、Appleが販売している「Lightning - Digital AVアダプター」と別売りのHDMIケーブルが必要です。
「Lightning - Digital AVアダプター」とHDMIケーブルを用意したら、iPhoneとテレビをつなぎ、HDMIに切り替えます。画面ミラーリングを止めたくなったら、変換アダプターやケーブルを抜くだけ終了します。
Androidの場合
有線でAndroidの画面ミラーリングをおこなう場合は、まずはAndroidの端子がmicroUSB端子か、USB Type-C端子なのか確認します。
端子がmicroUSB端子の場合は、モバイル端末向けの高速映像伝送用インターフェイス規格である「MHL(Mobile High-Definition Link)」に対応しているかをMHLの公式サイトで確認します。
対応している場合は、MHL変換アダプターとHDMIケーブルを用意して、テレビやモニターに接続しましょう。
端子がUSB Type-C端子の場合は、DisplayPort規格による映像出力を可能にする拡張仕様「DisplayPort Alternate Mode」に対応しているか、スマホを製造しているメーカーの公式サイトで確認します。
対応している場合は、USB Type-CとHDMIを変換するアダプターとHDMIケーブルを用意して、テレビやモニターに接続します。
スマホの端子 | 必要な機能 | 必要な機器 |
microUSB | MHL(Mobile High-Definition Link) | ・MHL変換アダプター ・HDMIケーブル |
USB Type-C | DisplayPort Alternate Mode | ・USB Type-C to HDMI変換アダプター ・HDMIケーブル ・USB Type-C to HDMIケーブル |
Androidスマホは機種によっては有線で画面ミラーリングがおこなえない場合があります。そのため、事前に確認をおこなう必要があるので注意しましょう。
無線で画面ミラーリングをおこなう方法
スマホの画面を無線でテレビやモニターに表示するには、セットトップボックスが必要です。セットトップボックスには、AmazonのFire TV Stick、AppleのApple TV、GoogleのChromecastなどがあります。
テレビの機種によってはセットトップボックス不要で、専用アプリを利用して簡単に画面ミラーリングをおこなえる場合があります。まずは、各メーカーの取扱説明書などで事前に確認しましょう。
無線で画面ミラーリングをおこなう方法をiPhoneとAndroidに分けて解説します。
iPhoneの場合
無線でiPhoneの画面ミラーリングをおこなう場合は、Apple TVのようなセットボックスかAirPlay 2 対応のスマートテレビを用意します。セットトップボックスをテレビに接続し、iPhoneと同じWi-Fiに接続したら、次の手順で設定します。
- iPhoneのコントロールセンターを開く
- 「画面ミラーリング」をタップする
- リストから「Apple TV」、「AirPlay 2 対応のスマートテレビ」「Mac」を選択する
- AirPlay のパスコードがテレビやモニターに表示される
- iPhoneにパスコードを入力する
以上の手順で、iPhoneの画面がモニターやテレビに表示されます。なお、画面ミラーリングを終了する場合は、次の手順の通りです。
- iPhoneのコントロールセンターを開く
- 「画面ミラーリング」をタップする
- 「ミラーリングを停止」をタップする
Androidの場合
無線でAndroidの画面ミラーリングをおこなう場合は、Chromecastのようなセットトップボックスを用意します。セットトップボックスをテレビに接続し、Androidと同じWi-Fiに接続したら、次の手順で設定しましょう。
なお、機種により設定方法の詳細は異なり、以下の手順は一部利用できないデバイスもあるため注意してください。
- スマホにGoogle Home アプリをダウンロードする
- BluetoothをオンにしてGoogle Homeアプリを開く
- メッセージの指示に従い操作するとアプリがデバイス(Chromecast)を検索する
- テレビやモニターに表示された番号のデバイスを選択する
- セットアップが自動で完了する
以上の手順で、Androidの画面がテレビやモニターに表示されます。なお、画面ミラーリングを終了する場合は、次の手順の通りです。
- Google Homeアプリを開く
- 接続しているデバイスのタイルを長押しする
- 「ミラーリングを停止」をタップする
大きな画面で動画やゲームを楽しみたい方にはデータ容量がおトクなワイモバイルがおすすめ!
スマホの画面ミラーリングを活用して、大きな画面で映画やドラマ、アプリのオンラインゲームなどを楽しみたい方には、データ容量がおトクなワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルでは必要な月間データ容量に合わせて、シンプルS/M/Lという3つのおトクな料金プランを提供中です。また、おうちのネット(「SoftBank 光」や「SoftBank Air」)とのセットでスマホがおトクに利用できる割引「おうち割 光セット(A)*1」を適用可能です。こちらは1回線目より、家族全員のワイモバイルの料金が毎月1,188円割引かれます。
例えば「シンプルS」の場合、3GBの高速データ通信が月額990円*1から利用可能です。次の表は、ワイモバイルの料金プランをまとめたものです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額基本料 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
おうち割 光セット(A)*1適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ通信容量超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 |
※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 記載は規格上の最大通信速度であり、通信環境・状況により変動します。
*1 SoftBank 光/SoftBank Airの契約要。【加入例】SoftBank 光 ファミリーの場合、月額基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。詳しくはこちら)。通話料・端末代別途要 家族割引サービスとおうち割光セット(A)は併用不可。
〇通話従量制のサービスです。国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。◯当月ご利用のデータ通信量が規定容量(3GB/15GB/25GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbps)を行います。通常速度に戻す場合は、0.5GBごとに550円の追加料金が必要です。通常速度に戻すお申し込みは、お客さまご自身でMy Y!mobile等からお申し込みが必要です。〇契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。〇価格は税込です。
ワイモバイルの料金プランについて詳しくはこちら
また、各プランでは初めてデータ増量オプションに加入することで、最大7ヵ月間は、「データ増量無料キャンペーン3」が適用され「データ増量オプション(550円/月)」が無料になります。さらに「シンプルS」では「シンプルSデータ増量キャンペーン」も適用され+1GBが無料になります。
つまり最大7ヵ月間は「シンプルS」が3GB→5GB+1GBの合計6GB、「シンプルM」が15GB→20GB、「シンプルL」が25GB→30GBまで無料で増量できます。
動画やゲームアプリをたっぷりと楽しめる他、余ったデータ容量は翌月にくりこして無駄なく使えるので安心です(シンプルSデータ増量キャンペーンの1GBはくりこし不可)。
「データ増量オプション」について詳しくはこちら
「データ増量無料キャンペーン3」について詳しくはこちら
「シンプルSデータ増量キャンペーン」について詳しくはこちら
「データくりこし」について詳しくはこちら
【データ増量オプションについて】
対象:シンプルS/M/L 月途中の加入・解約の場合でも、月額料の日割り計算は行いません。新規契約と同時にお申し込みの場合、お申し込み当月から適用になります。それ以外のお申し込みの場合、お申し込み翌月からの適用となります。本オプションによって追加されたデータ容量は、指定料金プランのデータ容量と同様にデータくりこしの対象となります。くりこしされるデータ容量は、くりこしされる月に適用されている指定料金プランのデータ容量および同月に本オプションによって追加されたデータ容量の合計を上限とします。本オプションはデータ容量を増量する過去のキャンペーン(データ容量2倍キャンペーンなど)と併用はできません。本オプション加入後のデータ容量を超過後は通信速度が低速化します。
【シンプルSデータ増量キャンペーンについて】(シンプルSのみ)
キャンペーン期間:2023/6/14~終了日未定。データ増量オプション適用開始月を1ヵ月目として起算します。
データ増量オプション加入時にシンプルS以外のプランに加入されている場合等、適用条件を満たさず特典適用外であった場合もデータ増量オプションの適用開始月が1ヵ月目となります。最大7ヵ月間、データの追加購入550円/0.5GBが毎月2回まで無料になります。お客さまご自身でデータの追加購入をしていただく必要があります。本キャンペーンの対象外プランに変更した場合や、データ増量オプションを解除した場合は、特典適用期間中であっても、変更または解除の当月をもって本キャンペーンの適用を終了します。追加購入分は翌月へくりこしされません。法人のお客さまは対象外となります。
【データ増量無料キャンペーン3について】
初めてデータ増量オプションに加入した個人のお客さまが対象です。データ増量オプションの月額料が加入翌月から6ヵ月間無料となります。また、オプション加入当月はデータ増量オプションの初月無料特典が適用されます。回線を解約された場合は、その当月利用分までの割引適用となります。法人のお客さまは対象外となります。
【データくりこしについて】
シンプルS/M/Lの加入者について、当月加入プランのデータ容量(データ増量オプションによる追加データを含む)から当月の利用データ容量を差し引いたデータ容量(100MB未満切り捨て)を翌月にくりこしできます。くりこしできるのは、翌月加入プランの規定容量とデータ増量オプションで増加したデータ容量のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量はくりこしできません。くりこしされるデータは100MB未満は切り捨てとなります。くりこしたデータ容量は翌月末まで利用可能です。データ量はくりこし分>規定容量(データ増量オプションによるデータ増量を含む)>追加購入データ量の順に消費されます。「シンプルSデータ増量キャンペーン」で増量する1GBはくりこし対象外です。シェアプランについて、親回線とデータ容量を分け合っている期間(シェア適用中)はデータがくりこしできます。ただし、親回線とのシェアが開始になる前月およびシェアが解除になる最終月の余ったデータ容量は翌月にくりこしされません。
まとめ
画面ミラーリングはスマホの画面をテレビやモニターに表示する機能です。無線で接続する場合はセットトップボックスが、有線で接続する場合は専用ケーブルや変換アダプターを用意します。
スマホの画面を大きなテレビやモニターに表示可能なので、小さい文字や写真が見えやすくなり、動画やゲームアプリを迫力ある大画面で楽しむことが可能な便利な機能なので、ぜひ、活用してみてください。