ストリーミングとは?ダウンロード再生との違いやメリット・デメリットを紹介

インターネットで配信されるコンテンツの再生方法には、主に「ストリーミング形式」と「ダウンロード形式」の2種類があります。
Kindle、Audible、Spotify、YouTubeなどのサービスで電子書籍やオーディオブック、音楽や動画を楽しむ方も増えていますが、この2つの再生方法をどのように使い分ければ良いのでしょうか。
ストリーミングの意味や仕組み、ダウンロード再生との違いを理解して、コンテンツをより快適に楽しみましょう。
目次
「ストリーミング」はどのような意味?

ストリーミングとは、インターネット上の動画配信や音楽配信、電子書籍サービスで利用される配信方法の一つで、コンテンツのデータを受信しながら同時に再生・利用する仕組みです。
ストリーミング形式の代表的なサービスには、Kindle、Audible、Apple Music、Amazon Music、Spotify、YouTubeなどが挙げられます。英語のstream(流れる)の現在進行形であるstreaming(流れること)から名付けられています。
ユーザーはダウンロードの完了を待たずに、該当のWebページにアクセスしてすぐコンテンツを視聴できる点が特徴です。なかでも音楽と動画のストリーミング形式には、以下の2つのタイプがあります。
形式 | 特徴 |
オンデマンド型 | ユーザーが好きなときに再生する仕組み |
ライブ型 | テレビの生放送のようにリアルタイムに配信する仕組み |
オンデマンド型は、パケット化(一定の容量ごとにデータを分割してまとめること)してサーバーに格納されたデータを、ユーザーが好きなときに再生・利用する仕組みで、早送りや巻き戻しも可能です。
一方のライブ型は、テレビの生放送のようにリアルタイムで配信する仕組みをさします。オンライン講演やセミナーなど、コンテンツを公開するユーザーが一度きりの再生に限定したいときに利用できます。
ストリーミングとダウンロードはどう違う?
一言でまとめると、ストリーミング形式とダウンロード形式の違いは、デバイスにデータをダウンロードするかしないかです。
ダウンロード形式は、サーバーに格納してあるデータをデバイスに転送して保存した後にファイルを開く、あるいは再生する仕組みです。
大きなデータを視聴する際には、データを保存する場所(容量)の確保が必要で、ダウンロード完了までに時間がかかるケースもあります。
ただし、一度ダウンロードが完了すると、以降はオフラインでも再生できる点がメリットです。自宅などWi-Fiのある環境で、あとで利用したい書籍やプレイリストなどのコンテンツをダウンロードしておき、外出先で閲覧するなどの使い方もできます。
ストリーミング再生のメリット
以下では、ストリーミング形式のサービスを利用するメリットを3つに分けて紹介します。
ダウンロードの待ち時間が大幅に短縮される
ストリーミング形式のメリットは、デバイスへのダウンロードが発生せず、書籍、音楽、動画などのコンテンツを視聴し始めるまでの時間を大幅に短縮できることです。
仮にYouTubeやApple Musicがダウンロード形式しか使用できない場合、1本1本の動画や曲をその都度ダウンロードすることになり、コンテンツを利用するまでに時間がかかり手間に感じるかもしれません。
そのような手間を省き、すぐにコンテンツを利用できる点がストリーミングの特徴です。
スマホ本体の容量を占有しない
ダウンロード形式はデバイスにデータが保存されますが、ストリーミング形式では動画配信サービスなどのサーバー上でコンテンツを再生します。
データは再生するデバイスに保存されず、再生後にすぐ消去されるため、スマホをはじめとするデバイス本体の容量が、ダウンロードデータで占有されることはありません。
既にたくさんのデータで埋まっているデバイスでも、容量を気にせずにコンテンツを楽しめます。
ストリーミング再生のデメリット
一方、ストリーミング形式にもデメリットはあります。2つの項目を確認しましょう。
電波状況によっては再生が停止する場合もある
ストリーミング形式は、常にサーバー上のデータにアクセスしながらコンテンツを反映しています。そのため、スマホやノートパソコンなどの屋外に持ち出すデバイスは、電波状況によっては再生スピードが落ちる、または再生が停止する場合があります。
特に電車内や山岳地帯、ビルの隙間や奥まった場所は、電波が途切れやすくなります。電波には、金属などに反射するか、物質を通り抜ける度に弱くなる性質があるため、電車内や、壁や塀で遮られた場所にあるカフェなどでも、快適な視聴が難しくなる場合があります。
データ容量を消費する
Wi-Fiに接続せずにデータ容量を利用してストリーミング形式を利用する場合は、利用時間やファイル容量に応じて、データ容量が消費される点に気を付けましょう。
Wi-Fiに接続せずにストリーミング形式でコンテンツ利用を続けると、月間のデータ容量をオーバーする可能性もあります。速度制限がかかるとコンテンツの読み込みスピードが遅くなるなどの影響があるため注意しましょう。
データ容量の消費を抑えるには、ストリーミング形式でのコンテンツ利用の際やダウンロードをする際にWi-Fiに接続するとよいでしょう。また、月々のデータ容量自体を見直すこともおすすめです。
ストリーミング再生を快適に利用するなら、快適な環境で楽しもう!
スマホやタブレットで動画配信や音楽配信、電子書籍サービスを利用する場合は、十分なデータ容量のある料金プランを選ぶと良いでしょう。Wi-Fiがない環境でも、安心してコンテンツを楽しめます。
ワイモバイルの料金プランは、「シンプルS/M/L」の3種類です。「シンプルS」ご契約の場合、自宅のインターネット回線(「SoftBank 光」や「SoftBank Air」)とセットでよりおトクに利用できる割引、「おうち割 光セット(A)*1」適用でスマホを月額基本料990円で利用できます。
1回線目より、家族全員のワイモバイルの料金が毎月1,188円割引かれ、例えば、シンプルMは15GBのデータ容量が月額2,090円になります。
次の表は、ワイモバイルの料金プランをまとめたものです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額基本料 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
おうち割 光セット(A)*1適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ通信容量超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 |
※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 記載は規格上の最大通信速度であり、通信環境・状況により変動します。
*1 SoftBank 光/SoftBank Airの契約要。【加入例】SoftBank 光 ファミリーの場合、月額基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。詳しくはこちら)。通話料・端末代別途要 家族割引サービスとおうち割光セット(A)は併用不可。
〇通話従量制のサービスです。国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。◯当月ご利用のデータ通信量が規定容量(3GB/15GB/25GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbps)を行います。通常速度に戻す場合は、0.5GBごとに550円の追加料金が必要です。通常速度に戻すお申し込みは、お客さまご自身でMy Y!mobile等からお申し込みが必要です。〇契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。〇記載の価格は税込です。
ワイモバイルの料金プランについて詳しくはこちら
各プランでは初めてデータ増量オプションに加入することで、最大7ヵ月間は、「データ増量無料キャンペーン3」が適用され「データ増量オプション(550円/月)」が無料になります。さらに「シンプルS」では「シンプルSデータ増量キャンペーン」も適用され+1GBが無料になります。
つまり最大7ヵ月間は「シンプルS」が3GB→5GB+1GBの合計6GB、「シンプルM」が15GB→20GB、「シンプルL」が25GB→30GBまで無料で増量できます。
しかも、全プラン「データくりこし」に対応し、余ったデータ容量を翌月にくりこしすることが可能(シンプルSデータ増量キャンペーンの1GBはくりこし不可)なため、データ容量を気にせずに動画や音楽をたっぷり楽しめます。使わなかったデータ容量も活用して、無駄なくおトクに利用しましょう。
「データ増量オプション」について詳しくはこちら
「データ増量無料キャンペーン3」について詳しくはこちら
「シンプルSデータ増量キャンペーン」について詳しくはこちら
「データくりこし」について詳しくはこちら
【データ増量オプションについて】
対象:シンプルS/M/L 月途中の加入・解約の場合でも、月額料の日割り計算は行いません。新規契約と同時にお申し込みの場合、お申し込み当月から適用になります。それ以外のお申し込みの場合、お申し込み翌月からの適用となります。本オプションによって追加されたデータ容量は、指定料金プランのデータ容量と同様にデータくりこしの対象となります。くりこしされるデータ容量は、くりこしされる月に適用されている指定料金プランのデータ容量および同月に本オプションによって追加されたデータ容量の合計を上限とします。本オプションはデータ容量を増量する過去のキャンペーン(データ容量2倍キャンペーンなど)と併用はできません。本オプション加入後のデータ容量を超過後は通信速度が低速化します。
【シンプルSデータ増量キャンペーンについて】(シンプルSのみ)
キャンペーン期間:2023/6/14~終了日未定。データ増量オプション適用開始月を1ヵ月目として起算します。データ増量オプション加入時にシンプルS以外のプランに加入されている場合等、適用条件を満たさず特典適用外であった場合もデータ増量オプションの適用開始月が1ヵ月目となります。最大7ヵ月間、データの追加購入550円/0.5GBが毎月2回まで無料になります。お客さまご自身でデータの追加購入をしていただく必要があります。本キャンペーンの対象外プランに変更した場合や、データ増量オプションを解除した場合は、特典適用期間中であっても、変更または解除の当月をもって本キャンペーンの適用を終了します。追加購入分は翌月へくりこしされません。法人のお客さまは対象外となります。
【データ増量無料キャンペーン3について】
初めてデータ増量オプション(月額550円)に加入した個人のお客さま対象に、データ増量オプションの月額料を加入翌月から6ヵ月間無料といたします。なお、オプション加入当月はデータ増量オプションの初月無料特典が適用されます。回線を解約された場合は、その当月利用分までの割引適用となります。法人のお客さまは対象外となります。
【データくりこしについて】
シンプルS/M/Lの加入者について、当月加入プランのデータ容量(データ増量オプションによる追加データを含む)から当月の利用データ容量を差し引いたデータ容量(100MB未満切り捨て)を翌月にくりこしできます。くりこしできるのは、翌月加入プランの規定容量とデータ増量オプションで増加したデータ容量のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量はくりこしできません。くりこしされるデータは100MB未満は切り捨てとなります。くりこしたデータ容量は翌月末まで利用可能です。データ量はくりこし分>規定容量(データ増量オプションによるデータ増量を含む)>追加購入データ量の順に消費されます。「シンプルSデータ増量キャンペーン」で増量する1GBはくりこし対象外です。シェアプランについて、親回線とデータ容量を分け合っている期間(シェア適用中)はデータがくりこしできます。ただし、親回線とのシェアが開始になる前月およびシェアが解除になる最終月の余ったデータ容量は翌月にくりこしされません。
そのほかにも、ワイモバイルユーザーは、「LINE MUSIC for SoftBank」の月額料金が6ヵ月間無料になります。ストリーミング形式の音楽配信サービスを試したい方にもおすすめです。
※ 7ヵ月目以降一般プラン980円/月 学生プラン480円/月
※ 「LINE MUSIC for SoftBank」において提供するサービス内容は、LINE MUSIC株式会社が提供する「LINE MUSIC 一般プラン/学生プラン」と同じです。「LINE MUSIC for SoftBank」のご利用にあたってはLINEアカウントが必要です。法人契約のお客さまなど一部対象外となる条件があります。
※ 過去に「LINE MUSIC6ヵ月無料」キャンペーンの適用を受けたことがあるお客さまは対象外。
「LINE MUSIC for SoftBank」ついて詳しくはこちら
まとめ
ストリーミング形式とは、デバイスにデータをダウンロードせずに、データを受信しながら同時に再生・利用する配信方法です。ダウンロード形式とは異なり、待ち時間が少ない、デバイス本体の容量を圧迫しないというメリットがあります。
ただし、再生している間は常にデータを受信し続けるため、スマホのデータ容量には気を付けましょう。