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VoLTE(ボルテ)とは?特長や利用するための条件を分かりやすく解説

Category : 基礎知識便利術


Date:2023.2.17
※表示価格は特に断りがない限り税込です

「VoLTE(ボルテ)」は、高音質な通話ができる音声通話サービスです。現在ではスマホで通話する際、多くの方がこのVoLTEでの通話を利用しています。

ただ、「VoLTE」がどのようなサービスなのかについては、細かいところまでは理解していない方も多いかもしれません。そこで本記事では、「VoLTE」のサービスの詳細や特長、利用の条件を紹介します。

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VoLTEの意味は?

VoLTEは、Voice over LTE(=Voice over Long Term Evolution)の略で、「LTE回線を利用した音声通話サービス」のことです。音声データをデジタルデータに変換し、4G やLTEのネットワークにのせて通話を可能にします。現在では、スマホのほとんどの音声通話がVoLTEによるものです。

また4Gは、2010年から普及している通信規格「第4世代移動通信システム」を指します。2013年頃まで主流だった3Gと比較して、高速大容量通信ができる点が特長です。

LTEもモバイル通信規格の一つで、3Gから4Gへの移行時期に生まれた技術です。現在はLTEを4Gに含めたり、「4G LTE」とまとめられたりしています。

従来の3Gでの音声通話に比べると、高音質な通話ができるほか、呼び出し音までの時間が短い、通話中も高速データ通信ができるなどの特長があります。

4Gについて詳しくはこちら
LTEについて詳しくはこちら

VoLTEの特長

このように、VoLTEはより快適な通話に欠かせない技術です。
以下では、VoLTEの主な特長4つをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

高音域の音声を含むためクリアな通話が可能

VoLTEと従来の3Gでの通話を比較すると、VoLTEのほうが対応している音声の周波数帯の範囲が広く、高音域の音声を含めて通話が可能です。音がこもらずに、よりクリアな音声での通話が可能になります。通話をする相手もVoLTEに対応していれば、より生声に近い音声での通話ができます。

IP電話に比べて高音質な通話が可能

VoLTEではインターネット回線の混雑の影響を受けることなく、高音質な通話が可能です。

VoLTEでは、インターネット上で通信をおこなうための言語にあたるIP(インターネットプロトコル)を利用して音声通話を行います。この点では、インターネット回線を利用した「IP電話」と同じです。ただ、IP電話の種類によっては、インターネット回線の混雑の影響で通話品質が悪くなることもあります。

一方で、VoLTEの音声データの通信は、LTEネットワーク内で優先度の高い通信として特別扱いされています。そのため、インターネット回線の混雑の影響も受けにくい点が特徴の一つです。

またワイモバイルでは、VoLTE(HD+)も利用でき、さらに高音質な高音質な通話が可能です。気になる方は以下より詳細をご確認ください。

ワイモバイルのVoLTEについて詳しくはこちら

呼び出しまでの時間が短い

VoLTEには非対応の携帯電話では、通信ではLTE、通話では3Gのネットワークを利用していたため、通話の際に回線の切り替えが発生し、通話の呼び出しが始まるまでに少し時間がかかりました。

VoLTE対応の携帯電話では、データ通信も通話もLTEのネットワーク上でおこなうため、回線の切り替えは発生しません。なので従来の通話に比べると、呼び出しまでの時間が短くなります。

通話中も高速でのデータ通信が可能

従来の通話では通話時に3G回線への切り替えをしていたため、通話中のデータ通信は3G回線となり、LTEによる高速でのデータ通信は利用できませんでした。VoLTEでは、データ通信も通話もLTEのネットワーク上でおこなうため、通話をしながらスムーズにブラウザでの調べ物をすることも可能です。

VoLTEを使うための条件は?

VoLTEで通話をするためには、発信側、受信側の双方が次の2つを満たしていることが条件となります。

  • VoLTE対応の機種を利用していること
  • 4G LTE/5Gサービスエリア内にいること

iPhone 5S以前のiPhoneなどかなり古い機種を使用している場合は、VoLTE非対応の機種の可能性もあるので注意が必要です。

また、発信側、受信側の双方の形態電話機が4G LTE/5Gサービスエリア内であることが条件となります。発信中、保留中にエリア外に移動した場合には、発着信や通話が遮断されることがあるため注意しましょう。

スマホでのVoLTE設定方法

スマホでのVoLTE設定方法を、iPhone、Androidスマホのそれぞれについて見ていきましょう。

iPhoneの場合

iPhone 12以降の機種では、設定不要でVoLTEの通話が利用できます。iPhone 12より前の機種での設定方法は、次の通りです(画像はiPhone XS(iOS 15)の場合)。

  1. ホーム画面で「設定」を選択する
  2. 「モバイル通信」を選択する
  3. 「通信のオプション」を選択する
  4. 「音声通話とデータ」を選択する
  5. 「VoLTE」を有効にする

Androidスマホの場合

AndroidスマホでのVoLTEの設定方法は次の通りです(画像はAndroid 12のGalaxy S20 5Gの場合)。

  1. ホーム画面で「設定」を選択する
  2. 「接続」を選択する
  3. 「モバイルネットワーク」を選択する
  4. 「通話モード設定」の項目でVoLTEを有効にする

    ※機種により設定方法は異なります

快適に通話を利用するなら「ワイモバイル」がおすすめ!

快適に通話が利用できる携帯電話会社をお探しなら、「ワイモバイル」がおすすめです。

ワイモバイルでは、従来のVoLTEをさらに高音質化する技術に対応した「VoLTE(HD+)」に対応し、さらに高音域までカバーしたクリアな音声通話が可能です。

※ワイモバイルとソフトバンクのVoLTE対応機種同士、VoLTE(HD+)対応機種同士、またはHD Voice対応機種との通話でご利用が可能です。

また、ワイモバイルでは2つの通話オプションがあり、通話の多い方もおトクに利用できます。

対象:シンプル2 S/M/L(申込要)

通話オプション かけ放題の範囲 おトクに利用できる方の例
だれとでも定額+
880円/月
1回あたり10分の
国内通話がかけ放題★1 ★2
合計通話時間が約20分以上/月
(通話料22円/30秒で計算した場合)
スーパーだれとでも定額+
1,980円/月
通話時間・回数制限なしで
国内通話がかけ放題★1
合計通話時間が約45分以上/月
(通話料22円/30秒で計算した場合)

★1 国際ローミング・国際電話(海外への通話)・留守番電話センターへの通話料(再生時等1416)・着信転送サービスにおける転送先への通話料・ナビダイヤル(0570)・番号案内(104)・当社が指定し、別途公表する電話番号などは、当サービスにおける無料通話の対象外です。

★2 1回あたり10分を超える国内通話は、10分超過分において、30秒につき22円の通話料が別途かかります。

●本オプション加入で、留守番電話プラス、割込通話、グループ通話、一定額ストップサービスが当月から追加料金なしでご利用いただけます。ご利用には、お客様ご自身で各サービスの申込が必要です。 ●本オプションを解除しても、別途加入いただいた留守番電話プラス等の各サービスは解除されず、翌月から各サービスの月額料金がかかります。 ●シンプル2 S/M/Lにご加入の場合、シンプル2 S/M/L以前のプラン向けのだれとでも定額/スーパーだれとでも定額(S)は解除となります。 ●月途中に本オプションに加入または解除する場合、月額料金を日割り計算しません。 (月途中に新規契約と同時に加入する場合、月額料金を日割り計算します。) ●月途中に本オプション加入(新規契約と同時を除く)または解除の申込をした場合、翌月から適用となります。 ●本オプション対象外の料金プランへプラン変更をされる場合、本オプションは自動解除となります。 ●国際ローミング・国際電話(海外への通話)・留守番電話センターへの通話料(再生時等1416)・着信転送サービスにおける転送先への通話料・ナビダイヤル(0570)・番号案内(104)・当社が指定し別途公表する電話番号など、一部対象外の通話があります。 ●当社が不正な長時間通話と判断した際、通話を切断する場合があります。 ●以下に該当する通話を行ったと当社が判断した場合、当社の指定日をもって当サービスは解除、または当該通話について利用の中止を行います。 ・ 事前に当社の許可なく、電話機を機器や設備に接続して利用すること。 ・ 通信の媒介・転送機能の利用、または他社が提供するサービスへの接続などで、通信による直接収入を得る目的で利用をすること。 ・ ソフトウェアやコンピュータプログラミングなど(当社または当社が認める電気通信事業者が提供するものを除く)を用いて、自動的に発信された通話。 ・ 通話以外の用途において利用する通信。

短い通話の多い方には1回あたり10分の国内通話がかけ放題の「だれとでも定額+」、長電話も含め通話が多い方には通話時間・回数制限なしで国内通話がかけ放題の「スーパーだれとでも定額+」がおすすめです。通話の利用状況に合わせて、通話オプションを追加できます。

ワイモバイルの「通話オプション」について詳しくはこちら

ソフトバンクのサブブランドとして格安SIM、格安スマホを提供しているワイモバイルでは、全国約2,500店で安心の対面サポートを実施しています。

店頭クルーが、のりかえや機種変更、データ移行などのサポートをしていますので、「のりかえが無事できるか心配」「データ移行で悩んでいる」という方でも安心して利用いただけます。

シンプルな3つの料金プラン

ワイモバイルではおうちのネット(「SoftBank 光」や「SoftBank Air」)とのセット割引の「おうち割 光セット(A)」が適用でき、インターネットとセットでおトクにスマホが使えます。「シンプル2 S」では「おうち割 光セット(A)」および、PayPayカード支払いで割引になる「PayPayカード割」適用でスマホを月額基本料 税抜980円(1,078円)で利用できます。

料金プランは3種類あり、毎月のデータ使用量に合ったプランを選択できます。
次の表は、ワイモバイルの料金プランをまとめたものです。

シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
月間データ容量 4GB 20GB 30GB
月額基本料 税抜 2,150円
(2,365円)
税抜 3,650円
(4,015円)
税抜 4,650円
(5,115円)
月額割引
SoftBank 光・SoftBank Airに加入で
おうち割 光セット(A)
税抜 -1,000円
(1,100円)
税抜 -1,500円
(1,650円)
税抜 -1,500円
(1,650円)
PayPayカード支払いで
PayPayカード割
税抜 -170円
(187円)
割引後の月額基本使用料 税抜 980円
(1,078円)
税抜 1,980円
(2,178円)
税抜 2,980円
(3,278円)
総データ利用量★★
1GB/月以下の場合
税抜980円
(1,078円)
税抜980円
(1,078円)
通話料(一部対象外通話あり) 税抜20円(22円)/30秒

※端末代別途要

【加入例】
SoftBank 光 ファミリーの場合、基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。)。「家族割引サービス」と併用不可。

★★ 総データ利用量は、くりこし分の利用量と規定容量の利用量の合計です。

【シンプル2 S/M/L】
●1GB以下利用時、シンプル2 Mの場合1,100円/月、シンプル2 Lの場合2,200円/月割り引きます。 ●国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)など、一部対象外の通話があります。●国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。●当月ご利用のデータ通信量が規定容量(4GB/20GB/30GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。(2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプル2 Sは最大300kbps、シンプル2 M/Lは1Mbps)を行います。更に規定容量の半分(2GB/10GB/15GB)を消費した場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について最大128kbps)を行います。●契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。

【おうち割 光セット(A)】
●固定通信サービス1回線につき携帯電話回線(スマートフォン/ケータイ/タブレット/モバイルWi-Fiルーター)最大10回線まで適用。 ●シンプルS/M/Lは毎月1,188円割引、スマホベーシックプランS/M/R/L、データベーシックプランL、Pocket WiFi®プラン2(ベーシック)、スマホプランS、データプランL、Pocket WiFi®プラン2は毎月550円割引、スマホプランM/Rは毎月770円割引、スマホプランLは毎月1,100円割引します。●「家族割引」、「光おトク割」、「おうち割 光セット(A)申込特典」との重複適用はされません。●SoftBank 光 自動更新なしプランは対象外。

【PayPayカード割】
●適用条件:請求締日時点で、PayPayカードが、ご利用料金のお支払い方法として適用されているとき。 ●PayPayカードゴールド/家族カードも対象です。 ●請求代行サービスを利用している場合、適用されません。 ●割引対象料金プランの基本使用料が日割となる場合、本割引サービスの割引額は日割となります。 ●譲渡・承継又は解約された場合等は、前請求月で割引は終了します。

また、ワイモバイルでは余ったデータ量を翌月まで繰り越せます。 「シンプル2 M」の場合、当月のデータ量が5GB余ったら、翌月の月間データ容量は25GBに増えます。

手続き不要で自動で適用されるので、スマホのデータ使用量にばらつきがある方でも無駄なくおトクに使えます。

ワイモバイルの料金プランについて詳しくはこちら

ダイアンの津田とユースケ登場! 料金プランを5分で解説

【データくりこし】
●くりこしできるのは、規定容量とデータ増量オプションで増加したデータ容量のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量はくりこしできません。くりこしされるデータは100MB未満は切り捨てとなります。くりこしたデータ容量は翌月末まで利用可能です。● データ量はくりこし分>規定容量(データ増量オプションによるデータ増量を含む)>追加購入データ量の順に消費されます。 ●シェアプランについて、親回線とデータ容量を分け合っている期間(シェア適用中)はデータがくりこしできます。ただし、親回線とのシェアが開始になる前月およびシェアが解除になる最終月の余ったデータ容量は翌月にくりこしされません。

さらに各プランでは初めてデータ増量オプションに加入することで、最大7ヵ月間は、「データ増量無料キャンペーン3」が適用され「データ増量オプション(550円/月)」が無料になります。

つまり最大7ヵ月間は「シンプル2 S」が4GB→6GB、「シンプル2 M」が20GB→25GB、「シンプル2 L」が30GB→35GBまで無料で増量できます。

「データ増量オプション」について詳しくはこちら
「データ増量無料キャンペーン3」について詳しくはこちら

【データ増量オプション】
●月途中の加入・解約の場合でも、月額料の日割り計算は行いません。 ●新規契約と同時にお申し込みの場合、お申し込み当月から適用になります。それ以外のお申し込みの場合、お申し込み翌月からの適用となります。 ●本オプションによって追加されたデータ容量は、指定料金プランのデータ容量と同様にデータくりこしの対象となります。 ●翌月へくりこしできるデータ容量の上限は、翌月加入のプランのデータ容量(データ増量オプションによる増量分を含む)までとなります。 ● データ量はくりこし分>規定容量(データ増量オプションによるデータ増量を含む)>追加購入データ量の順に消費されます。 ● くりこしたデータ容量は翌月末まで利用可能です。くりこしできるのは、規定容量とデータ増量オプションで増加したデータ容量のみであり、通常速度に戻す申し込みで追加購入されたデータ容量はくりこしできません。くりこしされるデータは100MB未満は切り捨てとなります。 ● シェアプランについて、親回線とデータ容量を分け合っている期間(シェア適用中)はデータがくりこしできます。ただし、親回線とのシェアが開始になる前月およびシェアが解除になる最終月の余ったデータ容量は翌月にくりこしされません。 ●本オプションはデータ容量を増量する過去のキャンペーン(データ容量2倍キャンペーンなど)と併用はできません。 ●本キャンペーンの内容および期間は、予告なく変更する場合があります。

【データ増量無料キャンペーン3】
●データ増量オプションの月額料が加入翌月から6ヵ月間無料となります。また、オプション加入当月はデータ増量オプションの月額料が無料です。 ●回線を解約された場合は、その当月利用分までの割引適用となります。 ●法人のお客さまは対象外となります。 ●特典適用期間終了後、解除のお手続きをしない場合、特典適用が終了となった翌月利用分からオプション料金が発生いたします。 ●本キャンペーンの内容および期間は、予告なく変更する場合があります。

まとめ

VoLTEはLTEの回線を利用した音声通話のサービスで、「高音質な通話ができる」「呼び出しまでの時間が短い」「通話と同時に高速でデータ通信ができる」などの点が特長です。

VoLTEを利用するためには、発信側、着信側の双方がVoLTE対応の機種を利用していて、かつ4G LTE/5Gサービスエリア内にいること条件となります。ぜひ、VoLTEで快適に通話を活用しましょう。

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