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VoLTE(ボルテ)とは?特長や利用するための条件を分かりやすく解説

Category : 基礎知識便利術


Date:2023.2.17
※表示価格は特に断りがない限り税込です

2023年10月3日の新プラン(シンプル2)提供開始に伴い一部のプラン・サービスが開始・変更・終了いたします。

2023年10月3日シンプル2 S/M/L提供開始および開始に伴う変更のご案内

「VoLTE(ボルテ)」は、高音質な通話ができる音声通話サービスです。現在ではスマホで通話する際、多くの方がこのVoLTEでの通話を利用しています。

ただ、「VoLTE」がどのようなサービスなのかについては、細かいところまでは理解していない方も多いかもしれません。そこで本記事では、「VoLTE」のサービスの詳細や特長、利用の条件を紹介します。

VoLTEの意味は?

VoLTEは、Voice over LTE(=Voice over Long Term Evolution)の略で、「LTE回線を利用した音声通話サービス」のことです。音声データをデジタルデータに変換し、4G やLTEのネットワークにのせて通話を可能にします。現在では、スマホのほとんどの音声通話がVoLTEによるものです。

また4Gは、2010年から普及している通信規格「第4世代移動通信システム」を指します。2013年頃まで主流だった3Gと比較して、高速大容量通信ができる点が特長です。

LTEもモバイル通信規格の一つで、3Gから4Gへの移行時期に生まれた技術です。現在はLTEを4Gに含めたり、「4G LTE」とまとめられたりしています。

従来の3Gでの音声通話に比べると、高音質な通話ができるほか、呼び出し音までの時間が短い、通話中も高速データ通信ができるなどの特長があります。

4Gについて詳しくはこちら
LTEについて詳しくはこちら

VoLTEの特長

このように、VoLTEはより快適な通話に欠かせない技術です。
以下では、VoLTEの主な特長4つをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

高音域の音声を含むためクリアな通話が可能

VoLTEと従来の3Gでの通話を比較すると、VoLTEのほうが対応している音声の周波数帯の範囲が広く、高音域の音声を含めて通話が可能です。音がこもらずに、よりクリアな音声での通話が可能になります。通話をする相手もVoLTEに対応していれば、より生声に近い音声での通話ができます。

IP電話に比べて高音質な通話が可能

VoLTEではインターネット回線の混雑の影響を受けることなく、高音質な通話が可能です。

VoLTEでは、インターネット上で通信をおこなうための言語にあたるIP(インターネットプロトコル)を利用して音声通話を行います。この点では、インターネット回線を利用した「IP電話」と同じです。ただ、IP電話の種類によっては、インターネット回線の混雑の影響で通話品質が悪くなることもあります。

一方で、VoLTEの音声データの通信は、LTEネットワーク内で優先度の高い通信として特別扱いされています。そのため、インターネット回線の混雑の影響も受けにくい点が特徴の一つです。

またワイモバイルでは、VoLTE(HD+)も利用でき、さらに高音質な高音質な通話が可能です。気になる方は以下より詳細をご確認ください。

ワイモバイルのVoLTEについて詳しくはこちら

呼び出しまでの時間が短い

VoLTEには非対応の携帯電話では、通信ではLTE、通話では3Gのネットワークを利用していたため、通話の際に回線の切り替えが発生し、通話の呼び出しが始まるまでに少し時間がかかりました。

VoLTE対応の携帯電話では、データ通信も通話もLTEのネットワーク上でおこなうため、回線の切り替えは発生しません。なので従来の通話に比べると、呼び出しまでの時間が短くなります。

通話中も高速でのデータ通信が可能

従来の通話では通話時に3G回線への切り替えをしていたため、通話中のデータ通信は3G回線となり、LTEによる高速でのデータ通信は利用できませんでした。VoLTEでは、データ通信も通話もLTEのネットワーク上でおこなうため、通話をしながらスムーズにブラウザでの調べ物をすることも可能です。

VoLTEを使うための条件は?

VoLTEで通話をするためには、発信側、受信側の双方が次の2つを満たしていることが条件となります。

  • VoLTE対応の機種を利用していること
  • 4G LTE/5Gサービスエリア内にいること

iPhone 5S以前のiPhoneなどかなり古い機種を使用している場合は、VoLTE非対応の機種の可能性もあるので注意が必要です。

また、発信側、受信側の双方の形態電話機が4G LTE/5Gサービスエリア内であることが条件となります。発信中、保留中にエリア外に移動した場合には、発着信や通話が遮断されることがあるため注意しましょう。

スマホでのVoLTE設定方法

スマホでのVoLTE設定方法を、iPhone、Androidスマホのそれぞれについて見ていきましょう。

iPhoneの場合

iPhone 12以降の機種では、設定不要でVoLTEの通話が利用できます。iPhone 12より前の機種での設定方法は、次の通りです(画像はiPhone XS(iOS 15)の場合)。

  1. ホーム画面で「設定」を選択する
  2. 「モバイル通信」を選択する
  3. 「通信のオプション」を選択する
  4. 「音声通話とデータ」を選択する
  5. 「VoLTE」を有効にする

Androidスマホの場合

AndroidスマホでのVoLTEの設定方法は次の通りです(画像はAndroid 12のGalaxy S20 5Gの場合)。

  1. ホーム画面で「設定」を選択する
  2. 「接続」を選択する
  3. 「モバイルネットワーク」を選択する
  4. 「通話モード設定」の項目でVoLTEを有効にする

    ※機種により設定方法は異なります

快適に通話を利用するなら「ワイモバイル」がおすすめ!

快適に通話が利用できる携帯電話会社をお探しなら、「ワイモバイル」がおすすめです。

ワイモバイルでは、従来のVoLTEをさらに高音質化する技術に対応した「VoLTE(HD+)」に対応し、さらに高音域までカバーしたクリアな音声通話が可能です。

※ワイモバイルとソフトバンクのVoLTE対応機種同士、VoLTE(HD+)対応機種同士、またはHD Voice対応機種との通話でご利用が可能です。

また、ワイモバイルでは2つの通話オプションがあり、通話の多い方もおトクに利用できます。

通話オプション かけ放題の範囲 おトクに利用できる方の例
だれとでも定額
770円/月
1回あたり10分の国内通話が
かけ放題*1
合計通話時間が約18分以上/月
(通話料22円/30秒で計算した場合)
スーパーだれとでも定額(S)
1,870円/月
通話時間・回数制限なしで
国内通話がかけ放題*1
合計通話時間が約43分以上/月
(通話料22円/30秒で計算した場合)

*1 国際ローミング・国際電話(海外への通話)・留守番電話センターへの通話料(再生時等1416)・着信転送サービスにおける転送先への通話料・ナビダイヤル(0570)・番号案内(104)・当社が指定し、別途公表する電話番号などは、当サービスにおける無料通話の対象外です。

短い通話の多い方には1回あたり10分の国内通話がかけ放題の「だれとでも定額」、長電話も含め通話が多い方には通話時間・回数制限なしで国内通話がかけ放題の「スーパーだれとでも定額(S)」がおすすめです。通話の利用状況に合わせて、通話オプションを追加できます。

ワイモバイルの「通話オプション」について詳しくはこちら

また、ワイモバイルでは、おトクに利用できる「シンプルS/M/L」の料金プランを提供中です。「おうち割 光セット(A) *2」適用でスマホを月額基本料990円で利用できます。

ワイモバイルの料金プランは、次の通りです。

シンプルS シンプルM シンプルL
月間データ容量 3GB 15GB 25GB
月額基本料 2,178円 3,278円 4,158円
おうち割 光セット(A)*2適用時 990円 2,090円 2,970円
データ通信容量超過時の通信速度 最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps
通話料 22円/30秒

※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 記載は規格上の最大通信速度であり、通信環境・状況により変動します。

*2 SoftBank 光/SoftBank Airの契約要。【加入例】SoftBank 光 ファミリーの場合、月額基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。詳しくはこちら)。通話料・端末代別途要 家族割引サービスとおうち割光セット(A)は併用不可。

〇通話従量制のサービスです。国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3円~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。◯当月ご利用のデータ通信量が規定容量(3GB/15GB/25GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbps)を行います。通常速度に戻す場合は、0.5GBごとに550円の追加料金が必要です。通常速度に戻すお申し込みは、お客さまご自身でMy Y!mobile等からお申し込みが必要です。〇契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。〇記載の価格は税込です。

ワイモバイルの料金プランについて詳しくはこちら

まとめ

VoLTEはLTEの回線を利用した音声通話のサービスで、「高音質な通話ができる」「呼び出しまでの時間が短い」「通話と同時に高速でデータ通信ができる」などの点が特長です。

VoLTEを利用するためには、発信側、着信側の双方がVoLTE対応の機種を利用していて、かつ4G LTE/5Gサービスエリア内にいること条件となります。ぜひ、VoLTEで快適に通話を活用しましょう。

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