ショートメールとは?スマホでSMSを利用する方法や注意点などをわかりやすく解説
2023年10月3日の新プラン(シンプル2)提供開始に伴い一部のプラン・サービスが開始・変更・終了いたします。

スマホでもショートメールでメッセージのやり取りが可能です。EメールやSNSに慣れていると、ショートメールのやり方や注意点が分からない方もいるかもしれません。
本記事は、スマホでショートメールを送信する方法や、利用する際の注意点などをわかりやすく解説します。
目次
ショートメールとはSMSのこと
ショートメールとはSMS(ショートメッセージサービス)のことを指し、携帯電話の電話番号を用いてメッセージのやり取りが可能な機能で、スマホで利用可能なサービスです。
相手の携帯電話番号を知っている場合に利用可能ですが、原則として簡単な文字のやりとりのみで、写真や動画は添付できません。
SMSとMMS、Eメールの違い
相手にメッセージを送る手段としては、SMSのほかにMMSとEメールがあります。MMSとはマルチメディア・メッセージング・サービスの略称で、SMSと同様に携帯電話会社によって提供されているメールサービスです。
MMSではメールアドレスか、電話番号宛(送信・受信ともに同じ携帯電話会社利用の場合に限る)にメッセージを送信可能です。ワイモバイルの場合は、1契約につきMMS用のメールアドレス「@ymobile.ne.jp」が一つ発行されます。
Eメールとは、パソコンやスマホなどの情報機器同士がインターネットなどのネットワークを利用して、メールアドレス宛に相互にメッセージのやりとりができる機能です。SMSとMMS、Eメールには次のような違いがあります。
SMS | MMS | Eメール | |
宛先 | 電話番号 | メールアドレス 電話番号*1 | メールアドレス |
最大容量 | 670文字(半角英数字のみの場合1530文字まで) | 機種や契約キャリアによって異なる | サービスによって異なる |
ファイルの添付 | 不可 | 可能 | 可能 |
送信料 | 文字数によって変動する | 料金プランによって異なる | サービスによって異なる |
受信料 | 無料 |
*1 送信・受信ともに同じ携帯電話会社利用の場合に限る
SMSは簡単な文字のやり取りに特化しており、MMSやEメールは長文や画像などのやり取りを伴う場合に便利な機能となっています。
SMSのメリット

SMSのメリットは以下の通りです。
- 電話番号を知っていればメッセージのやり取りができる
- SMS認証ができる
電話番号を知っていればメッセージのやり取りができる
SMSは相手の電話番号を知っていれば、メッセージのやり取りが簡単におこなえます。メールアドレスを聞く必要が無く、ちょっとしたメッセージの送信を手軽におこなえることがSMSの最大のメリットです。
SMS認証ができる
SMS認証とは、電話番号あてに確認コードを記載したSMSを送り、本人確認をおこなうシステムのことです。
不正やなりすましを困難にするシステムで、LINEやTwitterなどでアカウントを作成するときに必要です。また、金融機関ではIDとパスワードによる認証に加えて、SMS認証を利用者に実施させる二段階認証を採用していることもあります。
SMS認証によって不正やなりすましが困難になるため、トラブルに巻き込まれる可能性が抑えられます。ただし、データ通信専用のSIMはSMS認証がおこなえないため、SMS認証付きのデータ通信専用SIMを選びましょう。
SMSのデメリット
SMSのデメリットは以下の通りです。
- 文字数によって料金が変わる
- 複数人に同時に送信できない
上記のデメリットを順番に解説します。
文字数によって料金が変わる
SMSは1通につき最大全角670文字(半角英数字のみの場合は最大1,530文字)まで送信できます。SMSの受信は無料ですが、送信は文字数によって1回あたり3.3円~33円の送信料がかかります。
次の表は、ワイモバイルのSMS送信料をまとめたものです。
送信文字数 | 1回あたりの料金 | |
2バイトで換算した場合 | 半角英数文字のみの場合 | |
1~70文字 | 1~160文字 | 3.3円 |
71~134文字 | 161~306文字 | 6.6円 |
135~201文字 | 307~459文字 | 9.9円 |
202~268文字 | 460~612文字 | 13.2円 |
269~335文字 | 613~765文字 | 16.5円 |
336~402文字 | 766~918文字 | 19.8円 |
403~469文字 | 919~1,071文字 | 23.1円 |
470~536文字 | 1,072~1,224文字 | 26.4円 |
537~603文字 | 1,225~1,377文字 | 29.7円 |
604~670文字 | 1,378~1,530文字 | 33円 |
※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 絵文字などは4Byte換算のものもあります。
受信先が正常に受信されない場合でも、送信した文字数分の送信料が発生することがあるため注意してください。
複数人に同時に送信できない
基本的にSMSは、宛先を一つの携帯電話番号にしか設定できず、同じ内容のSMSを複数人に同時送信することはできません。複数人に同時に送信したい場合は、メールやMMSなどの、SMS以外の手段を検討しましょう。
SMSの利用方法
iPhoneやAndroidにはメッセージアプリがインストールされており、電話番号宛にSMSを送信可能です。SMSの利用方法をiPhoneとAndroidに分けて、順番に解説します。
iPhoneでSMSを利用する方法
iPhoneでSMSを送る手順は以下の通りです。
- 「メッセージ」のアプリをタップする
- 画面右上のボタンをタップする
- 送りたい相手の電話番号や連絡先名、またはApple IDを入力する
- 連絡先を選択したらテキストフィールドをタップする
- メッセージを入力したら送信する
上記の手順でSMSが送信されます。なお、既にメッセージのやり取りをしている方にSMSを送信する場合の手順は以下の通りです。
- 「メッセージ」リストで参加したい会話をタップする
- テキストフィールドをタップする
- メッセージを入力する
- メッセージを送信する
AndroidでSMSを利用する方法
Androidに複数のSMSアプリがインストールされていると、新規SMSの送受信はデフォルトに設定したアプリでのみ可能です。AndroidでSMSを利用する場合、まずはメッセージアプリをデフォルトのSMSアプリに設定しましょう。
機種により設定方法の詳細は異なりますが、AndroidでSMSを送信する方法は、以下の通りです。
- 「メッセージアプリ」をタップする
- デフォルトのSMSアプリを変更するように促すメッセージに従って操作する
メッセージアプリをデフォルトのSMSアプリに設定したら、以下の手順で送信します。
- 「メッセージアプリ」をタップする
- 「チャットを開始」をタップする
- メッセージを送信する相手の名前、電話番号、メールアドレスのいずれかを入力する
- メッセージを入力する
- 送信アイコンをタップする
AndroidはデフォルトのSMSアプリでのみ、履歴の確認や送受信が可能です。デフォルトのSMSアプリが分からなくなったら、次の手順で変更してみましょう。
- 「設定」をタップする
- 「アプリ」をタップする
- リストのなかのSMSアプリをタップする
- 「SMS」をタップする
- デフォルトにしたいSMSアプリをタップする
※手順の一部は、Android 6.0 以上でのみ動作します。利用中の Android のバージョンをご確認ください。
SMSを使用する際の注意点
SMSを使用する際の注意点は以下の通りです。
- 70文字を超えるときは注意する
- 送信可能な件数に注意する
- SMSを用いた詐欺に注意する
上記の注意点を順番に解説します。
70文字を超えるときは注意する
SMSは1回のSMSが70文字を超える場合、受信する側の機種によっては複数のSMSで受信されることがあります。
また、70文字を超えていると一部機種は正常に受信しないこともあるので、1回のSMSが70文字を超えるときは注意が必要です。
送信可能な件数に注意する
携帯電話会社は大量に送信される迷惑メールへの対策として、メール送信件数に制限を設けています。携帯電話会社により異なる場合がありますが、概ね1日200件以上のSMSは送信規制されます。
不具合で送信できなかった場合も送信数に含まれることがあり、短期間に大量のSMSを送信すると、送信数制限に満たなくても一時的に送信が制限されることがあります。SMSを1日に何通も送る方は、送信数制限に引っかからないように注意しましょう。
SMSを用いた詐欺に注意する
最近、携帯電話会社や宅配業者などを装い、SMSを用いて偽サイトに誘導する詐欺が報告されています。これは、受信したSMSのURLをクリックすると、スマホを不正利用されたり、個人情報を盗まれたりするものです。
知らない間に不審なアプリをダウンロードしてしまうこともあるので、知らない人物からのSMSは開かないように注意しましょう。
ワイモバイルは「迷惑電話ブロック」で迷惑なSMS対策をおこなえるので安心!
ワイモバイルではスマートフォン向けに「迷惑電話ブロック」を提供しています。架空請求詐欺のようなSMSが届いたら通知が表示されるので、迷惑なSMSの対策をおこなえて安心できます。
※「iPhoneセキュリティパックプラス」または「スマートフォンセキュリティパックプラス」(どちらも月額料660円)への加入が必要です。
※「迷惑電話ブロック」へのお申し込みが別途必要ですが、月額料金無料で利用できます。
※ 対応機種をご確認の上、お申し込みください。
セキュリティパックプラスについてはこちら
また、ワイモバイルはおうちのネット(SoftBank 光やSoftBank Air)とのセットでスマホがおトクに利用できる割引「おうち割 光セット(A)*2」を適用可能です。こちらは1回線目より、家族全員のワイモバイルの料金が毎月1,188円割引かれます。
例えば、シンプルSの場合、3GB(ギガ)の高速データ通信が月々基本使用料990円から利用可能です。
次の表は、ワイモバイルの料金プランをまとめたものです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額基本料 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
おうち割 光セット(A)*2適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ通信容量超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 |
※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 記載は規格上の最大通信速度であり、通信環境・状況により変動します。
*2 SoftBank 光/SoftBank Airの契約要。【加入例】SoftBank 光 ファミリーの場合、月額基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。詳しくはこちら)。通話料・端末代別途要 家族割引サービスとおうち割光セット(A)は併用不可。
〇通話従量制のサービスです。国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3円~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。◯当月ご利用のデータ通信量が規定容量(3GB/15GB/25GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbps)を行います。通常速度に戻す場合は、0.5GBごとに550円の追加料金が必要です。通常速度に戻すお申し込みは、お客さまご自身でMy Y!mobile等からお申し込みが必要です。〇契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。〇記載の価格は税込です。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、ソフトバンクの通信網を利用できます。大手通信キャリアの高速通信でインターネットを快適に楽しむことができ、基本料990円*2から利用可能なので、おすすめの携帯電話会社です。
まとめ
SMSは相手の電話番号を知っていればメッセージを送信できる便利な機能です。原則として文字のやり取りのみですが、メールアドレスを知らなくても電話番号を知っていれば簡単にメッセージを送受信可能です。
最近ではSMSを用いた詐欺が発生していますが、ワイモバイルは架空請求詐欺の疑いがあるSMSが届いたら通知するオプションサービス「迷惑電話ブロック」を提供しています。本サービスを利用することで、より安心してスマホを使用できます。スマホの月額料金も990円*2から利用できるので、興味のある方は申し込みを検討してみましょう。