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Snapdragon(スナップドラゴン)とは?型番による性能の違いも解説

Category : 基礎知識便利術


Date:2023.2.17
※表示価格は特に断りがない限り税込です

2023年10月3日の新プラン(シンプル2)提供開始に伴い一部のプラン・サービスが開始・変更・終了いたします。

2023年10月3日シンプル2 S/M/L提供開始および開始に伴う変更のご案内

スマホのスペック表や製品仕様のページで「Snapdragon」という言葉を見かけ、何のことなのか気になっていた方もいるのではないでしょうか。

「Snapdragon」は、スマホの頭脳にあたるチップの種類の一つで、Androidに広く搭載されています。型番ごとにおすすめの使用用途が異なるので、スマホ選びの際は注目しましょう。

本記事では、Snapdragonの概要と型番による性能の違いなどについて紹介していきます。Snapdragonについての理解を深め、スマホ選びに役立てていきましょう。

Snapdragon(スナップドラゴン)とは

Snapdragonは、クアルコム(Qualcomm)社が開発したモバイル向けSoC(System on a Chip)のブランドの一種で、主にAndroidスマホやタブレットに採用されています。

SoCとはスマホの頭脳にあたるパーツのことで、情報処理をする「CPU」、映像処理をする「GPU」をはじめ、各種の機能が集約されたチップを指します。機能を一箇所に集約することで、小型化・軽量化ができるほか、電力効率の向上が可能になります。また、Snapdragonはユーザーの間で「スナドラ」などと略されることもあります。

Snapdragonの型番による性能の違いは?

Snapdragonの型番は、大きく以下に分類されます。

  • ハイエンドな性能の「Snapdragon 8シリーズ(800番台)」
  • コストパフォーマンスに優れた「Snapdragon 6/7シリーズ(600番台/700番台)」
  • エントリークラスの「Snapdragon 4シリーズ(400番台)」

数字の大きいシリーズほど、性能が高くなります。型番は「Snapdragon 888」など3桁の数字で表記されてきましたが、米国時間の2021年11月30日に発表された「Snapdragon 8 Gen 1」以降、命名規則が新しくなっています。

各シリーズの特徴について詳しく見ていきましょう。

ハイエンドな性能の「Snapdragon 8シリーズ(800番台)」

Snapdragonの最上位クラスのSoCです。普段使いのWebや動画の閲覧などはもちろん、4Kや8Kの動画の撮影や3Dゲームのプレイなどの高負荷な処理を含む用途でも快適に使用できます。

「ゲームを快適に楽しみたい」「最高のスペックを求めたい」という方は、「Snapdragon 8シリーズ(800番台)」搭載のスマホがおすすめです。

コストパフォーマンスに優れた「Snapdragon 6/7シリーズ(600番台/700番台)」

ミドルレンジクラスのSoCとしては、「Snapdragon 6シリーズ(600番台)」「Snapdragon 7シリーズ(700番台)」があります。2つのシリーズを比較すると、Snapdragon 7シリーズ(700番台)のほうが性能は高めで、ハイエンドに近い性能を持ちます。

ハイエンドな性能のSnapdragon 8シリーズ(800番台)と比較すると、「Snapdragon 6シリーズ(600番台)」「Snapdragon 7シリーズ(700番台)」のスマホは安く買えることが多いです。WebやSNSの閲覧、アプリの使用、動画の視聴など普段使いとしての使い方で十分であれば、こちらのチップを搭載したスマホを中心に検討してみると良いでしょう。

エントリークラスの「Snapdragon 4シリーズ(400番台)」

性能が控えめなエントリークラスのSoCです。WebやSNSの閲覧、電話やメールの利用など、ライトな使い方で十分という方であれば、「Snapdragon 4シリーズ(400番台)」搭載のスマホも選択肢に含まれます。

2~3万円台の価格帯で買える機種も多く、価格を抑えたい方は「Snapdragon 4シリーズ(400番台)」搭載のスマホも含めて検討してみるのがおすすめです。

Snapdragon搭載スマホで使える「Quick Charge(クイックチャージ)」とは

Snapdragon搭載スマホ向けの急速充電の規格として「Quick Charge」というものがあります。Quick Charge対応のスマホでは短時間での充電が可能です。例えばQuick Charge 5の場合、通常のUSB充電と比較すると約4倍の速度で充電が可能です。

Quick Charge は、2013年に初代のQuick Charge1.0が登場し、2023年1月5日時点ではQuick Charge 5まで発表されています。スマホを購入する際は、Quick Chargeをはじめとする急速充電への対応に注目しましょう。

なお、Quick Chargeを利用するためには、対応の充電器およびスマホが必要です。お手持ちのスマホでQuick Chargeを利用する場合は、まずはスマホの対応状況や対応規格を確認の上、規格に合ったQuick Charge充電器を準備しましょう。

Snapdragon搭載のおすすめ機種

ここからは、ワイモバイルが販売しているSnapdragon搭載のおすすめ機種を紹介していきます。特におすすめの機種は、以下の3機種です。

  • Xperia Ace III
  • OPPO Reno7 A

Xperia Ace III

Snapdragon 480 5G Mobile Platformを搭載したXperiaのエントリーモデルです。

ディスプレイは約5.5インチとコンパクトで、片手でも操作しやすいサイズ感です。また、コンパクトながらバッテリー容量は4,500mAhと大容量で、1日中たっぷり使用できます*1。さらに、ソニーならではの「いたわり充電」により、3年使用してもバッテリーの劣化が少ない*2ため、長期での使用を考えている方にもおすすめです。

*1 お客さまのご使⽤環境やご利⽤状況により使⽤可能時間は異なります。

*2 同タイプバッテリーで充放電を繰り返すシミュレーションに基づく(USB充電の場合)。バッテリーの寿命は利⽤状況によって変化します。

ワイモバイルオンラインストアのXperia Ace IIIの製品ページはこちら

※ 高速大容量5G(新周波数は3.7GHzのみ)は、限定エリアで提供。詳しくはエリアマップへ。ワイモバイルでは5GはNSA方式のみご利用いただけます。

OPPO Reno7 A

Snapdragon 695 5G Mobile Platform搭載のミドルレンジモデルです。おサイフケータイ、防水・防塵(IPX8 / IP6X)、5G、指紋認証などの機能が網羅され、普段使いにぴったりの1台です。

背面にはOPPO独自の「OPPO Glow(オッポ グロウ)」による加工がなされ、マットな質感と細かな光沢感を兼ね備えたデザインです。ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応した有機ELディスプレイを搭載し、滑らかでクッキリした映像が楽しめます。

ワイモバイルオンラインストアのOPPO Reno7 Aの製品ページはこちら

※ 高速大容量5G(新周波数は3.7GHzのみ)は、限定エリアで提供。詳しくはエリアマップへ。ワイモバイルでは5GはNSA方式のみご利用いただけます。

Snapdragon搭載スマホを利用するならワイモバイルがおすすめ

Snapdragon搭載スマホを購入するならワイモバイルがおすすめです。ワイモバイルでは、Snapdragon搭載のスマホを多数ラインナップしています。特にオンラインストアでは、他社からのりかえなどでおトクな割引もあるため、スマホを安く購入したい方はぜひチェックしてみてください。

ワイモバイルの料金プランは、「シンプルS/M/L」の3種類です。「おうち割 光セット(A) *3」適用でスマホを月額基本料990円で利用でき、機種代金だけでなく毎月の通信費も抑えられます。

次の表は、ワイモバイルの料金プランをまとめたものです。

シンプルS シンプルM シンプルL
月間データ容量 3GB 15GB 25GB
月額基本料 2,178円 3,278円 4,158円
おうち割 光セット(A)*3適用時 990円 2,090円 2,970円
データ通信容量超過時の通信速度 最大300kbps 最大1Mbps 最大1Mbps
通話料 22円/30秒

※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 記載は規格上の最大通信速度であり、通信環境・状況により変動します。

*3 SoftBank 光/SoftBank Airの契約要。【加入例】SoftBank 光 ファミリーの場合、月額基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月~が別途必要です(2年自動更新プラン:2022年7月1日以降の契約者は、契約期間満了月の当月・翌月・翌々月以外での解約には解除料5,720円が必要。詳しくはこちら)。通話料・端末代別途要 家族割引サービスとおうち割光セット(A)は併用不可。

〇通話従量制のサービスです。国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3円~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。◯当月ご利用のデータ通信量が規定容量(3GB/15GB/25GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbps)を行います。通常速度に戻す場合は、0.5GBごとに550円の追加料金が必要です。通常速度に戻すお申し込みは、お客さまご自身でMy Y!mobile等からお申し込みが必要です。〇契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。〇記載の価格は税込です。

ワイモバイルの料金プランについて詳しくはこちら

まとめ

「Snapdragon」は、クアルコム社が開発したモバイル向けのSoCで、スマホの頭脳に当たるパーツです。Snapdragon搭載スマホを利用するメリットの一つは、Quick Chargeにより急速充電が行える点です。
Snapdragonは、型番の数字が大きいものほどSoCのグレードが高くなり、スマホの価格も高価になる傾向があります。

スマホ選びの際には、用途や欲しい性能を考慮することが重要です。例えばゲームを快適に楽しめるスペックが欲しいため「Snapdragon 8シリーズ(800番台)」を選ぶ、普段使いで十分なためコスパの良い「Snapdragon 4シリーズ(400番台)」を選ぶなど、自分に最適なスマホを選んでいきましょう。

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