ネットワーク利用制限とは?制限がかかるケース・中古スマホを購入する時の確認方法を紹介

中古スマホを購入して他キャリアサービスへのりかえを考えている方のなかには、「ネットワーク利用制限がどのようなものなのか」「制限がかかっているか確認するにはどうすれば良いのか」など気になっている方もいるのではないでしょうか。
「ネットワーク利用制限」がかかると、その携帯電話/データ通信端末(以下、携帯電話機)では通信や通話が使えなくなります。
またフリマアプリやオークションなどで流通している中古スマホのなかには、スマホの本体代金の分割払いが滞っている、申込書に虚偽があったなどを理由に、通信を制限される可能性があるため注意が必要です。
本記事ではネットワーク利用制限とは何か、制限がかかるケース、確認方法を紹介します。
ネットワーク利用制限とは
ネットワーク利用制限は、不正契約・不正取得された携帯電話機が犯罪などに利用されるのを防止するために、一定の条件に該当する携帯電話機の通信サービス利用が制限されることです。ネットワーク利用制限がかかると、通信や通話は利用できなくなります。
ネットオークションなどで販売されている中古スマホのなかには、不正に契約、取得されたものもある可能性があります。そのため中古スマホを購入する場合は、事前に出品者に問い合わせるなどネットワーク利用制限がかかっていないものを選びましょう。
ネットワーク利用制限がかかるケース
ネットワーク利用制限がかかるケースとしては、以下などが挙げられます。
- 窃盗(盗難)や詐欺などの犯罪行為で不正に取得された場合
- 申込書の記入内容に虚偽が含まれている場合
- 代金債務(分割払いの支払いなど)の履行がなされていない場合
- 配送交換のサービスで回収の対象となった場合など
窃盗や詐欺などの犯罪行為による不正取得、申込書の記入内容に虚偽が含まれているなどの不正契約のほか、分割払いが滞った携帯電話機なども、ネットワーク利用制限がかかる可能性があります。
フリマアプリ、ネットオークションなどで中古スマホを購入した場合でも、元の持ち主の本体料金の分割払いの支払いが滞っていると、ネットワーク利用制限がかかる可能性があります。
また、中古スマホの販売店では、分割払い途中(分割払いの未完了)のスマホの取扱いもあります。こちらを購入する場合、元の持ち主の支払いが滞った場合に、ネットワーク利用制限がかかる可能性があります。購入後にネットワーク利用制限がかかった場合、サービスにより交換や返金の保証が付いている場合もありますが、後から制限がかかる可能性がある点は理解しておきましょう。
そのほか、各キャリアサービスでスマホの保証や配送交換のサービスなどがありますが、このサービスで配送交換の回収の対象となった場合も、ネットワーク利用制限がかかるケースに該当します。
ネットワーク利用制限の確認方法

ネットワーク利用制限がかかっているか、かかっていないかは、各キャリアのネットワーク利用制限の確認ページでチェックできます。
例として、以下ではワイモバイル(ソフトバンク)の携帯電話機のネットワーク利用制限の確認方法を紹介します。
- ネットワーク利用制限の確認ページを開く
- 製品番号(IMEI)を入力し、「確認」を選択
- 判定結果が表示されるので確認
判定の結果の種類と意味は以下の通りです。▲は分割払いが滞った場合などに、×に変わる可能性があります。×は既にネットワーク利用制限がかかった状態です。
結果 | 表示結果の意味 |
○ | 利用できます(後日不正契約が認められた場合を除きます) |
▲ | 利用できますが、代金債務の不履行等により利用制限となる可能性があります |
× | 利用制限中です |
- | 製造番号が確認できません |
なお、ネットワーク利用制限を確認する際に入力する各携帯電話機の製品番号(IMEI)は、携帯電話機ごとに割り振られた識別番号です。携帯電話機の設定、製品シール、購入時の箱などから確認できます。iPhone、Androidの設定から確認する手順は以下の通りです。
▼iPhoneでの製品番号(IMEI)の確認方法(iPhone iOS 15の場合)
1. 「設定」>「一般」>「情報」の順に選択
2. 「IMEI」の項目から確認
▼Androidでの製品番号(IMEI)の確認方法(Android 10(機種は Android One S6)の場合)
1. 「設定」>「デバイス情報」>「端末情報」の順に選択
2. 「IMEI」の項目から確認
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ワイモバイルの料金プランは、次の通りです。
シンプルS | シンプルM | シンプルL | |
月間データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額基本料 | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
おうち割 光セット(A)*1適用時 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ通信容量超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
通話料 | 22円/30秒 |
※ 表示価格は特に記載がない限り税込です。消費税の計算上、請求金額と異なる場合があります。
※ 記載は規格上の最大通信速度であり、通信環境・状況により変動します。
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〇通話従量制のサービスです。国内通話は30秒につき22円かかります。国際ローミング・国際電話(海外への通話)・0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料・番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。国内SMSは送信文字数に応じて1回あたり3.3円~33円です。詳細は当社約款等をご確認ください。◯当月ご利用のデータ通信量が規定容量(3GB/15GB/25GB)とデータ増量オプションで追加されたデータ容量(データ増量オプション加入者のみ。2GB/5GB/5GB)の合計を超えた場合、当月末までデータ通信速度の低速化(送受信時について、シンプルSは最大300kbps、シンプルM/Lは最大1Mbps)を行います。通常速度に戻す場合は、0.5GBごとに550円の追加料金が必要です。通常速度に戻すお申し込みは、お客さまご自身でMy Y!mobile等からお申し込みが必要です。〇契約事務手数料3,850円、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料が別途かかります。〇記載の価格は税込です。
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まとめ
ネットワーク利用制限は、不正契約・不正取得された携帯電話機が犯罪などに利用されるのを防止するために、通信・通話の利用を制限するものです。犯罪行為で取得されたスマホのほか、分割払いが滞った中古スマホも制限の対象となります。
ネットワーク利用制限の確認は、各キャリアのネットワーク利用制限の確認ページから可能です。スマホの設定などから製品番号を確認のうえ、各キャリアのページで確認しましょう。ネットワーク利用制限がかかっていない中古スマホを購入して、安心&おトクにのりかえましょう。