2026年8月13日掲載
個人事業主でも法人携帯を契約できるのか気になっていませんか。
仕事専用の携帯電話を法人契約で用意すると、経費管理の手間を減らしたり、仕事とプライベートを分けて管理しやすくなったりするメリットがあります。
この記事では契約条件や必要書類、申し込み方法まで順番に紹介します。

法人携帯は、個人事業主でも契約できる場合があります。ただし、対象となる契約者や必要書類、申し込み条件は通信会社・サービスによって異なります。申し込み前に各社の案内を確認しておきましょう。
個人事業主が法人携帯を申し込む際は、本人確認書類のほか、事業を行っていることを確認できる書類などが必要になる場合があります。申し込み前に、必要な書類や手続きの内容を確認しておきましょう。
法人契約の存在を知らないまま個人契約で業務をこなしている事業者は少なくありません。ソフトバンクが従業員30名以下の企業を対象に実施した調査(2025年3月)によると、従業員5名以下の企業では業務用携帯電話の75%が個人名義で契約されており、法人契約を結んでいるのはわずか25%にとどまっています。さらに、同規模の企業の約4割は「携帯電話の法人契約という仕組み自体を知らなかった」と回答しています。
法人携帯を利用すると、仕事用とプライベート用の携帯電話を分けて管理しやすくなり、経費管理の手間を減らせる場合があります。個人事業主の方も、契約条件を確認したうえで、自分の働き方に合った契約方法を検討してみましょう。
個人契約と法人契約では、適用される料金プランや提供されるサービスの内容が大きく異なります。ビジネスに特化した法人契約は、業務の効率化やコスト削減に役立つ特徴を持っています。
以下の表で、個人契約と法人契約の代表的な違いを確認してみましょう。
| 比較項目 | 個人契約の特徴 | 法人契約の特徴 |
|---|---|---|
| 契約名義 | 個人名 | 屋号・事業所名など |
| 料金プラン | 個人向けの料金プランや家族向け割引など | 業務用途に応じた料金プランや法人向けサービス・割引など |
| 経費管理 | 業務利用分は家事按分などの管理が必要 | 業務用として管理しやすく、経費計上を進めやすい |
| サポート | 個人向け窓口での対応 | 法人向け窓口での対応 |
個人契約と法人契約にはそれぞれ特徴があります。業務で利用する場合は、経費管理や仕事用携帯の管理がしやすくなる場合があります。
個人事業主の方が法人携帯を持つことには、日々の業務を円滑にする明確なメリットがあります。
個人のスマートフォンを仕事とプライベートで兼用している場合、仕事で利用した割合に応じて経費を計算する「家事按分」が必要です。法人契約で仕事専用の携帯電話を用意することで、仕事とプライベートの利用を分けやすくなり、家事按分や経費管理の手間を減らせます。
仕事用とプライベート用で端末や電話番号を分けることで、利用目的を整理しやすくなります。休日の仕事の着信を分けて管理できるため、仕事とプライベートの切り替えもしやすくなります。
法人向けの料金プランやサービスを利用することで、仕事用の連絡環境を整えやすくなります。通話の頻度やデータ利用量など、自分の業務に合ったプランを検討しましょう。
法人携帯の導入にあたっては、事前に把握しておくべきポイントがいくつかあります。
法人契約では、申し込み内容に基づいて審査が行われます。提出書類に不備があると手続きに時間がかかる場合があるため、申し込み前に必要書類や記載内容を確認しておきましょう。
個人契約と法人契約では、適用されるキャンペーンや割引内容が異なります。店頭で見かける個人向けキャンペーンが、そのまま法人契約に適用されるとは限りません。契約前に対象となるキャンペーンを確認しておくと安心です。
一般的に、個人契約と法人契約では適用される割引の仕組みが異なります。個人向けには「家族割引」や「学生向け割引」などが充実している一方で、法人向けにはビジネス専用のキャンペーンや「複数回線での通話料優遇」など、長期的な運用コストを抑えるための独自の仕組みが用意されています。目先のキャンペーンだけでなく、長期的な運用コストで比較検討することをおすすめします。
プランによっては、一定期間の継続利用を前提とした条件が設定されていることがあります。契約を検討する際には、あらかじめ解約時の条件や最低利用期間について確認しておくと安心です。
申し込み前に必要な書類や支払い情報を準備しておくと、手続きをスムーズに進められます。
本人確認では、マイナンバーカードや運転免許証などが必要です。2026年4月1日以降は、ICチップの読み取り(IC認証)による本人確認に対応した書類を用意しましょう。暗証番号も必要になるため、事前に確認しておくと安心です。
個人事業主として事業を行っていることを確認するため、公的な書類が必要です。
代表的な書類として、税務署に提出した「個人事業の開業届出書」の控えがあります。開業届の控えがない場合は、確定申告書の控えなどで代用できる場合があります。必要書類は通信会社・サービスによって異なるため、申し込み前に確認しておきましょう。
個人事業主であることを確認するために、以下のいずれかの書類を準備しましょう。
申し込み時には、毎月の通信料金を支払うための銀行口座やクレジットカードも準備します。
事業用の銀行口座やクレジットカードを登録しておくと、仕事とプライベートの支払いを分けて管理しやすくなります。経費管理もしやすくなるため、事業専用の支払い手段を用意しておくと安心です。
ご自身の管理スタイルに合わせ、引き落としに利用する口座情報やカードがお手元にあるか、事前に確認しておきましょう。
必要書類がそろったら、申し込みから利用開始までの流れを確認しましょう。導入完了までの流れを3つのステップで紹介します。
まずは、ご自身のビジネススタイルに合わせた料金プランと、使用するスマートフォン端末を選びます。外出先でテザリングを利用する機会が多い場合は大容量プラン、取引先との電話が多い場合は通話定額オプションなど、業務内容に合わせて選びましょう。また、端末についても、バッテリー持ちや操作性など、仕事の道具として信頼できるモデルを見極めましょう。
プランと端末が決まったら、公式オンラインストアから申し込みます。法人向けオンラインストアなら、店舗へ行かずに24時間いつでも申し込みできます。
申し込み後は、事業証明書類を提出し、スマートフォンを使った本人確認を行います。ICチップ対応のマイナンバーカードや運転免許証を事前に準備しておきましょう。
申し込み完了後、通信会社による審査が開始されます。書類に不備がなければ、1~2週間程度で審査が完了し、契約が成立します。審査を通過すると、指定した住所にスマートフォン端末とSIMカードが郵送されます。お手元に届いたら初期設定を行い、発着信やデータ通信が正常に行えるかを確認してください。初期設定が完了したら、仕事用の法人携帯として利用を開始できます。
ワイモバイルでは、個人事業主の方でもオンラインで法人契約を申し込みできます。用途に合わせた法人向けプランをご用意しています。現在の通信環境や利用方法を見直す際の選択肢としてご検討ください。
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