コンテンツ制作(ガジェットの作成方法)

ガジェットが取得できる情報について

電話機情報の取得

カレンダー情報(スケジュール)、バッテリー状態、電波状態(アンテナ本数)、データフォルダの情報などを取得することができます。

位置情報の取得

位置情報を取得することができます。
結果は、緯度と経度で返します。

Web APIとの連携

XML形式、JSON形式などのデータを扱うことができます。

公式ガジェットで取得できる情報

情報の公開に関しては、公式サイトへのコンテンツ申請が必要です。

公式サイトへのコンテンツ提供

作成方法について

ファイル形式

.wdfと.wgtの2つのファイルがあります。.wdfは、定義ファイルです。
.wgtは、ガジェットアプリケーション本体です。.wdfはパッケージングツールで自動生成します。

.wgtファイルの構成

config.xml:.wgtファイルの定義を記述します。
index.html:最初に読み込まれるhtmlファイルです。
3Dアニメーションデータ:アイコン状態→全画面表示→アイコン状態に変更する際の演出に使用します。
その他:画像など、必要なファイルを組み込めます。

.wgtファイルは、合計で100KB以下で作成してください。
詳細につきましては、株式会社ACCESSが公開している開発ツールをご参照ください。

開発ツール

「NetFront Widgets」コミュニティサイトにて「ウィルコム ガジェット」対応の開発ツール(ドキュメント&作成ツール)を公開しています。
ユーザ登録をすれば、誰でも無料でダウンロードして利用できます。

「NetFront Widgets」コミュニティサイト

開発ツール

配布方法について

サーバへの設置

ガジェットを配布する場合、Webサーバ上に設置し、<A>タグでwdfファイルへのリンクを作成します。
電話機から、wdfファイルへのリンクを選択することで、インストールを促すダイアログを表示し、ユーザーが許可するとインストールを開始します。

記述例:

<A HREF="./sample.wdf">ダウンロード</A>

ガジェットを設置する際に、サーバにMIMEタイプ(Content-Type)の設定が必要です。

wdfファイル AddType application/x-widget-descriptor
wgtファイル AddType application/widget
制作のための技術情報はこちら